土曜日は久しぶりにお休みを頂きました。気温は20度以下の予報でしたが天気は終日晴れなのでまさにロングライド日和です。レーシング3を買ってゴキゲンのkaoriと珠洲をグルリと回ろうと、と考えていましたが体調不良との事で近場をウロウロとソロツーリングする事にしました。
それにしても今日は空気が澄んでいて山の景色が最高でした。僕が山頂に着いた頃には立山連峰の直下に雲の帯が発生してしまいましたが、それでも十分に堪能する事が出来ました。

自宅から10分ほど走ると白山連峰がくっきりと青空に浮かんでおりました。ここ数年はGWを過ぎると白山以外はほとんど雪が融けてしまい黒々としていましたが、今年はまだまだ残雪が多いみたいで白山本峰は真っ白、北部の大笠山や大門山も山頂付近は十分に雪が残っていました。

かほく潟からは今日目指す宝達山が遠くに見えました。今年は練習不足も甚だしいので本格的なヒルクライムは避けていたのですが、脚の調子も徐々に上向いてきたので、無謀にもヒルクライムを再開する事にしました。

かほくイオンから県道59号~県道226号を経由し国道471号に入るといよいよ宝達山への登り口となります。しかし、序盤から心拍数160前後のバクバクペースで走っていた僕は脚がヘロヘロで戦闘力のカケラも残っておりません。果たして最後まで上りきれるのでしょうか?宝達山山頂は標高637mです。100mあたり5分とすれば35分ほどで登れてしまうはずなのですが。

登り口からしばらくすると山頂までの距離が6kmと書いた看板がありました。という事は平均勾配10%。うーん、意外と急です。ヤバッ

このコース(紺屋町)は序盤が急です。で16%!?脚がもつれてまともにペダルが回せません。乗鞍ガシガシ登ってる時なら100mくらいの急勾配箇所でもホイホイ気合い一発で乗り越えれましたが、今の僕はただのヘタレでしかありません。本当にヨレヨレになって登り切りました。

山頂直下には美味しい湧き水ポイントがあります。フラフラヨレヨレの僕は足付きなしでゴールする、なんて余裕はまったくなかったので迷わず自転車を降りて水を補給しました。冷たくてウマイかったです。

山の龍宮城という無料休憩所が山頂手前にあり、そこで一服です。それにしても既に脚がピキピキ痙攣して既に死に体です。氷見まで抜けて小矢部経由で金沢へ帰るという野望はこの時既に頭の中から消え去っておりました。

山の龍宮城から宝達山山頂へ向けて出発してすぐ、未だかつて見た事も無い勾配の標識を見つけました。わずか200mほどの区間でしたが、気合いを搾り出して虫の息になりながら山頂へと向かいました。

宝達山からは白馬~剣立山~薬師岳の大パノラマが楽しめました。

白山もNHKの基地と木の間から良く見えました。

宝達山を下山した後は既にグロッキーもいいとこでしたが、ここでスゴスゴ帰ったのでは芸が無いのでとりあえず羽咋方面へと向かいました。しかし余りにも脚に力が入らないので途中コンビニに入りotukaさん&hiroさんお薦めのレッドブルを補給しました。でもこの手の商品はしっかりトレーニングを積んだ人でないと効果は薄いような気がします。とりあえず効果があると信じて本日の最終目的地の気多大社を目指すことにしました。

能登一ノ宮の気多大社にて。ここは縁結びの神様で有名です。とりあえずお祈りして(何のために?)おきました。

気多大社からの帰り道は太ももがピキピキして本当に攣る寸前でした。内灘町まで戻ってくると背後には立山連峰が夕陽に照らされていました。

山ちゃん(大学の同級生)が使っていたのと同じ三脚をこの前買って、さっそく使ってみました。今までは低いアングルでしか撮る事が出来ませんでしたが、こんな使い方が出来るのでとても便利でした。こんな事ならさっさと買っとけば良かったです。
本日のルート
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