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1月19日・乙妻山負傷退場

2008年01月23日 01:00



乙妻山sumo1
19日は当初の天気予報の曇りから一転、終日快晴の絶好の山スキー日和でした。普段は近場の奥美濃でバリエーションを楽しむ所ですが、思ったよりも降雪量が少なかった事もあり珍しく遠征してみました。目指すは乙妻山北東斜面。厳冬期の日帰りは人並み以上の体力と好天が必須条件の難易度の高いルートですが、それだけの苦労をしてでもその魅惑的な北東斜面を滑ってみたいと以前から挑戦のタイミングを見計らっていました。結果は行程の半分にも満たない位置での負傷による無念の撤退、そして愛機のスモーとストックを残置と言う最悪なものでした。
DSCN5227.jpg
佐渡山のコルへと向かう最中、右手には雄大な黒姫山の稜線が目に入りました

DSCN5228.jpg
コル周辺はブナの巨木が印象的な快適疎林でした。この日のトップは私なので当然ここまで浅いながらもフルラッセルでした。これから先も私だけでした

DSCN5230.jpg
氷沢川に沿って北東斜面の出合を目指しますがルート選択が良くなかったせいか右岸沿いにはそのまま進めなかったため1430m付近で左岸に渡りました。しかしその左岸もそのまま詰める(?)わけにはいかず左岸の急斜面を高巻く事にしました。そこでトラブルが発生しました。キックターンをして右手を腰くらいの高さに突きグイっと力を入れた瞬間古傷の右肩があっさりと完全脱臼を起こし、と同時に激痛に襲われました。その後10数分間必死に整復しようと試みるも外れた右肩は一向に元に戻ることがなく次第に絶望感に打ちひしがれることになりました。とは言えじっとしていても何の解決にもならないので愛機のスモーは泣く泣くその場に残置し、ひたすら脱臼の痛みに耐えながら往路をツボ足で6時間掛けて戻りました。

 その後生まれて初めて救急車に乗せられ信濃町立病院へと搬送され、数分の格闘+激痛の末無事整復をして頂きました。その節は救急車の手配、車の回送、その他もろもろで大橋に居合わせた新潟の後藤様に大変お世話になりました。命の恩人です。それなのに治療を受けていたため連絡先を聞くことも出来ずきちんとしたお礼が出来ませんでした。この場を借りてお礼とさせて頂きます。本当に有難うございました。

 なお、今回の怪我を鑑み、今までためらっていた肩関節の内視鏡手術を2月下旬に受ける事にしました。術後はリハビリ期間が相当長い間必要になりますが、いつ脱臼するかも分からない不安を抱えて山スキーを続けていくよりは、ここで一区切り付けておいた方が何かと利点が多いだろうと言う判断です。昨年に引き続きまたもやシーズン真っ只中での離脱となり不本意極まりありませんが、ここはもう割り切って考えるしかないと自分に言い聞かせ治療に専念したいと思います。しばらく更新の頻度が低くなりますが今後も『野獣の咆哮』をヨロシクお願いします。
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コメント

  1. | |

    管理人のみ閲覧できます

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  2. 山ぼーずitazo | URL | -

    し〇うさん、毎度です(て、お会いしたことはありませんが)。

    僕が毎回先に戦線離脱してしまうので中々セッション出来ず申し訳ありません。来シーズンこそはフルに楽しめるように心身ともに万全を期したいと思います。後は来年以降も雪が降ってくれるのを祈るのみですがこればっかりはね。ではこれからの粉雪シーズンをたっぷり堪能してください。

  3. masumi@こまつ | URL | -

    ITAZOさん、たいへんですね。
    私も去年乙妻へ向かい北東斜面出合でテント泊、しかし夜中に前線が通過し翌日は強風と雪で敗退しました。敗退ということもあって佐渡山のコルへの登りがとてもつらかったことを憶えています。そこをツボ足とは・・・・。
    手術が無事成功し、再び華麗なレポートがアップされることを期待しています。
    そしていつかどこかの山でお会いしましょう。お大事にね。

  4. 山ぼーずitazo | URL | -

    masumiさん、こんばんわ。

     いろんな方達に何かとご心配をお掛けし申し訳ありませんでした。レポートをアップしなければ誰にも知られずこっそり手術を受けて、なんて事も出来たのですが、こんなハイシーズンにスキーをしないなんてえらく不自然だし、何と言っても自分自身の心の中にしまいこんでおく事なんて到底出来なかったので、恥を忍んでずらずらと報告させていただいた次第です。

     手術まではまだ一ヶ月近くあるのでそれまでの間が何とも手持ち無沙汰ですが、こればっかりはねぇ、どうしようもありません。ここ数年大なり小なり怪我が絶えないので自分でも呆れ返っているのですが、その原因は運動神経が鈍いクセに身の丈以上の負荷を掛けているから、とちゃんと(?)理解しているつもりです。とは言えアホは死ぬまで治らない、と言いますので肩が治ってもまた無理していろいろ怪我しちゃうんでしょうね。masumiさんはくれぐれも私のようにはなりませんように!(なるわけないと思いますが)

  5. KCのこで | URL | -

    お大事に

    完全にゆるゆるの肩になってしまったんですね。
    しっかり直せば、またいろいろできるってことで、ガンバです。

    たまにはKCに顔出していただけると、賑わいますので、よろしくです。

  6. 山ぼーずitazo | URL | -

    クライミングはちょっと

    こで○さん、お久しぶりです。

    仰るとおり本当にゆるゆるの肩になっちゃってましたわ。だってストック突いただけじゃ普通抜けんでしょう。あの時は激痛に苦しみながらも『こんなの有り得なねぇ!』と自問自答を繰り返してましたよ。何はともあれ生きて帰って来れたので結果オーライです(我ながらノリが軽いなぁ~)。

    ところで来月は決心して手術を受けることにしましたけどいろんな記録を見ている限り全快するまでは一年近く掛かるみたいです。そんでもって再発の可能性もないとは言えないらしいので正直自分の中ではクライミングは終わった、と諦めています。そもそも大したクライマーでもないので自分さえ踏ん切りが付けばどうってことない話ですけどね。一先手術を受けてリハビリして、そんでもってスキーを再開して(スキーは温暖化で出来なくなるか死ぬまで止めません!)さらにクライミングをやっても問題ないと自分で判断出来たときには再開しようとのんきに構えております。そんな訳で意味もなくKCに顔を出すと無理して登ってしまいそうなので宴会の席だけ招待して下さい。その際は喜び勇んで出撃いたします。ではまた皆にヨロシク!

  7. 週末山紀行 | URL | HfMzn2gY

    外れた肩で6時間のツボは試練でしたね…。
    私も深い山に単独で入った時、ここでトラブル発生したらどうなってしまうのか?
    と思うことがありますが、それが現実に起きたのだと感じました。
    明日は我が身です…。

  8. 山ぼーずitazo | URL | -

    Re: タイトルなし

    山紀行さん

    この時はさすがに死を覚悟しました。でも肩が抜けて痛い以外は問題なかったので、もう忍の一文字で激痛に耐えながら佐渡山を乗り越え大橋まで歩き続きました。肩が入ってからも右手が数日間痺れたままで、字をまともに書くことが出来ず、このまま治らなかったらどうしようと不安な日々を過ごしましたが、何とか回復しました。

    単独が良いか複数が良いかは何とも言えませんが、単独の場合は死んだ時にすぐに家族に伝えてくれる人がいない事でしょうね。複数であってもショボいガイドとレベル差がバラバラのツアー客の場合は却って危ないと思いますね。

    > 外れた肩で6時間のツボは試練でしたね…。
    > 私も深い山に単独で入った時、ここでトラブル発生したらどうなってしまうのか?
    > と思うことがありますが、それが現実に起きたのだと感じました。
    > 明日は我が身です…。

  9. 週末山紀行 | URL | HfMzn2gY

    やはり厳しい下山だったのですね。。

    > 複数であってもショボいガイドとレベル差がバラバラのツアー客の場合は却って危ないと思いますね。

    その通りと思いますね。
    気兼ねなく敗退出来るところと、臨機応変のルート変更(これは一長一短ですが)も単独のメリットと思ってました。

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